0056 号 巻頭言

Rubyist Magazine 第 56 号をお届けする。


2017 年 7 月をもって、一般社団法人日本 Ruby の会の第 6 期が終了しました。今回の巻頭言は昨年に引き続き、第 6 期の活動報告で代えさせていただきたいと思います。

2016 年度事業報告

基本方針と概要

2016 年度は昨年とほぼ変わらず、RubyKaigi 2016 の開催と、RubyKaigi 2017 の開催準備に加え、地域 RubyKaigi や RailsGirls といったイベントや、Rubyist Magazine・るりま・Ruby 開発者会議などへの支援を行いました。

RubyKaigi 2016 と同 2017 について

RubyKaigi 2016 は、9 月 8 日〜 10 日の 3 日間、無事開催されました。初の京都開催ということで集客・運営に不安要素がありましたが、結果的には素晴らしい会場で、参加者数も昨年同様の規模となり、3 日間で約 3,000 人ほどの参加者がありました。

そして RubyKaigi 2017 については、今回は広島にて、9 月に開催する予定です。8月時点で登壇者やスポンサーも公開し、参加者を募集しているところです。

また、会場探しについては来年の会場も調査・検討中になっています。

地域 Ruby 会議支援について

2016 年度は、2016 年 8 月に川崎Ruby会議01、12 月に松江 Ruby 会議 08、2017 年 2 月に名古屋Ruby会議03、3 月に大江戸 Ruby 会議 06、5 月に関西Ruby会議2017、そして7月にTokyuRuby会議11と、合計 6 ヶ所で地域 Ruby 会議が開催されました。

RailsGirls 開催支援について

RailsGirls については、昨年の報告にもあった通り、日本での RailsGirls の開催を支援する任意団体ができたため、そちらに会計を移管させつつあります。 一方で、スポンサーへの請求については Ruby の会の方で行っています。

Rubyist Magazine について

Rubyist Magazine は、2016 年 9 月の第 51 号、2016 年 12 月の第 52 号、2017 年 4 月の第 53 号と 5 月の東京 Ruby 会議 11 直前特集号、合計 4 号発行しました。 また、Rubyist Magazine をホストするために使用していたサービスの終了に伴い、サーバの移転を行いました。

『るりまプロジェクト』について

るりまプロジェクトでは、随時公開コンテンツの更新作業を行っています。今年度は、2.4 対応リファレンスが新たに追加されました。


ここには記載できておりませんが、今期 (2017 年度) ではこの Rubyist Magazine のリニューアル、またるりまプロジェクトではサンプルコードの見直しなどが行われています。引き続きよろしくお願いいたします。

(るびま編集長 高橋征義)