書いた人:ささだ
2014 年 3 月 28~29 日に、フィリピンはマニラで RubyConf.PH 2014 が開催されました。 フィリピンでは初めての大きな Ruby イベントだったそうです。
著者(ささだ)は招待講演で呼んで頂いたので、参加することができました。 日本からの参加者は私一人だったようです。というわけで、参加レポートをお送りします。
RubyConf.PH 2014 はフィリピンはマニラで行なわれました。
カンファレンスは SMX Taguig というところが会場だったのですが、 大きなショッピングセンターに併設したカンファレンスセンターでした。
実際、良い立地であったらしく、「日本でいう六本木みたいなところ」と教えてもらいました。そのため、治安もとても良いところだったそうです。日本人的には、六本木が治安がいいのか、というと、どうなのかわかりませんが。
発表はシングルセッションで 2 日間行なわれました。 参加者は 200 人弱くらいだったと思います。 そこまで大きな感じではありませんでした。 シングルセッションで聞いているにはいい規模でしょうか。
発表内容は Schedule のページを見て想像して下さい。 タイトルでググると、資料も出てくるんじゃ無いかと思います。
キーノートは Konstantin Haase さんによる Architecting Chaos というタイトルで、Travis-CI がどのように Chaos と戦っているか、という内容だったような気がします。どうでもいい話になりますが、Konstantin は空港でバッゲージロストしてしまったらしく、会期中ずっとそのネタでいじられてました(こんな twitter アカウント:https://twitter.com/rkh_bag なんてもの作ったらしい)。
そういえば、日本とは違って、質問が結構飛んでいました。私の発表でも聞いてもらうことができました。カンファレンスで質問をする、というのは参加者や話者にとってカンファレンスの価値の 1 つだと思うので、こういう積極的な感じはとても良いと感じました。読者の皆さんも、カンファレンスに参加したら積極的に質問するといいと思います。一説によると、1 つのカンファレンスでは 1 つ以上質問をする、という目標をたてると良いようです。もう少し積極的に、1 日に 1 つ以上、質問してみるのはどうでしょうか。
他のカンファレンスでも聞くかな、という内容も多かったというか、海外の人が多かったですね。 ちょっと聞いてみたところ、フィリピンではあまり Ruby コミュニティはあまり活発じゃなかったようで、 他の海外のカンファレンス(RubyConf とか RubyKaigi とか)で聞くような話が多かった気がします。 なので、フィリピンならでは、というのはあまり無かったかもしれません。
簡単でしたが、RubyConf.PH 2014 の参加報告をお送りしました。 繰り返しになりますが、季候も良く、中身も比較的濃い、良いカンファレンスでした。 次回は海沿いのリゾート地でやるそうなので、ぜひ参加されるといいんじゃないかと思います。
最後に、オーガナイザの Christopher Rigor からのメッセージを動画でもらってきましたので、ご覧下さい。