編集: 沼井裕二
この記事は、主に ruby-list からピックアップした Ruby 関連のリリース、Ruby 関連のイベント、および Ruby 関連の書籍について、前号のリリース前後から今号のリリース直前までの期間のものをまとめたものです。 Ruby 関連ニュースの全てを網羅できているわけではないことをご了承ください。
Matsue.rb Radio は、Matsue.rb メンバー協力による、Ruby に関するポッドキャストです。
ruby-list:46936 にて、第 1 回の公開が告知されました。
activerecord-alt-mongo-adapter はドキュメント指向データベース MongoDB の ActiveRecord アダプタです。
ruby-list:46998 にて、バージョン 0.1.0 のリリースが告知されました。
irbsh は、irb (対話型 Ruby)と inf-ruby-mode (irb の Emacs インターフェース) を大幅に拡張したものです。
ruby-list:47004 にて、バージョン 1.0.1 のリリースが告知されました。
Ruby-GNOME2 は、GTK+-2.x, GNOME-2.x 開発環境を Ruby から利用するための拡張ライブラリです。
ruby-list:47025 にて、バージョン 0.19.4 のリリースが告知されました。
Meteor は Ruby で (X)HTML & XML を操作するためのライブラリです。
4 月 18 日に ruby-list:47027 にてバージョン 0.9.3.5、4 月 25 日に ruby-list:47035 にてバージョン 0.9.4.0 のリリースが、それぞれ告知されました。
MacRuby は、Mac OS X 上で動く Ruby インタプリタです。
バージョン 0.6 がリリースされました。
MiyakoLauncherLite は、Miyako/Ruby に対応したランチャーソフトです。
3 月 20 日に ruby-list:46935 にて初公開バージョン、3 月 22 日に ruby-list:46937 にてバージョン 1.1.0、5 月 1 日に ruby-list:47044 にてバージョン 1.2.0、5 月 4 日に ruby-list:47048 にてバージョン 1.3.0のリリースが、それぞれ告知されました。
JRuby は、Java 仮想マシン上で Ruby プログラムを動かすための実行環境です。
バージョン 1.5.0 がリリースされました。
Ruby/Tk-Kit は、Ruby/Tk ライブラリの一つ tcltklib.so に Tcl/Tkライブラリを一体化させたものです。
ruby-list:47093 にて、RubyInstaller 1.9.1p378rc2 用 (Windows XP 上でテスト) のリリースが告知されました。
bayon/Ruby は 軽量データクラスタリングツール bayon の Ruby バインディングです。
ruby-list:47115 にてバージョン 0.1.4 のリリースが告知されました。
ULMUL は独自の軽量マークアップ言語 (Ultra Lightweight MarkUp Language) です。コマンドで HTML5 や XHTML に変換できます。また文章中の TeX スタイルで書かれた数式を MathML に変換できるのが特徴です。Ruby で書かれています。
ruby-list:47133 にてバージョン 0.4.1 のリリースが告知されました。
activerecord-cassandra-adapter は分散データベース管理システム Cassandra の ActiveRecord アダプタです。
ruby-list:47134 にてバージョン 0.1.0 のリリースが告知されました。
Miyako は、Ruby によるゲームプログラミングをするためのライブラリです。
5 月 1 日に ruby-list:47044 にてバージョン 2.1.11、5 月 4 日に ruby-list:47048 にてバージョン 2.1.12、6 月 11 日に ruby-list:47145 にてバージョン 2.1.14 のリリースが、それぞれ告知されました。
神戸大学にて、第 41 回 Ruby/Rails 勉強会@関西が開催されました。
京都女子大学にて、第 42 回 Ruby/Rails 勉強会@関西が開催されました。
京都女子大学にて、第 43 回 Ruby/Rails 勉強会@関西が開催されました。
岡山県立大学にて、オープンセミナー2010@岡山が開催されました。
「Rubyが拓く未来」と題して、まつもとゆきひろ氏によるセミナーがありました。
福岡県の AIP カフェにて、九州の Ruby ユーザコミュニティ Rubyist 九州の 6月例会が開催されました。
[出版社ページより引用]
Martin Fowler の名著『リファクタリング』がプログラミング言語 Ruby に完全対応して生まれ変わりました。本書を読んで、Ruby プログラムの品質を向上しましょう!
[出版社ページより引用]
プログラムが使用しなくなったメモリ領域を再利用する機能「ガベージコレクション」のアルゴリズムと実装について実践的に解説した技術書です。現在利用されているプログラミング言語の多くが GC を搭載していますが、GC に特化した日本語解説書はありませんでした。日本人が書いた初の GC 解説本である本書は 2 部構成になっており、アルゴリズム編では、これまで数多く考案されてきたGCアルゴリズムの中から重要なものを厳選して紹介し、GC アルゴリズム独特の考え方やアルゴリズムの特性を解説しています。実装編では、Python や DalvikVM、Rubinius、V8 での実際の GC コードを読み解くことで、GC についての理解を体系的に深めていく構成になっています。本書を読めば、メモリ領域を意識したプログラミングができるようになります。
[出版社ページより引用]
本書は、Ruby でのソフトウェア開発経験者を対象に、プログラミングの実践的なテクニックとアイデアを、実際に使われているライブラリやコードを題材に解説します。テキスト処理やファイル管理から、テスト駆動開発、API 設計、関数型言語的機能の利用、多言語化やデバッグ、保守に到るまで幅広いトピックを網羅。付録では Ruby 1.8 と 1.9 の両対応の手法やワーストプラクティスを取り上げるなど、より優れたコードを書くための力を身につけることができます。Ruby 1.9 に完全対応。ケーススタディに基づいて学ぶ本書は、より良いコーディングについて学びたい Ruby プログラマ必携の一冊です。
[出版社ページより引用]
納得のロングセラーが第 3 版に改訂。Ruby を基礎から学び、使いこなすための入門書。プログラミング初心者でも読み解けるように、チュートリアル、基礎、クラス、実践とテーマを切り分けて平易に解説。Ruby 1.8 系と Ruby 1.9 系に両対応。
[出版社ページより引用]
押さえるべきところを押さえておけば、携帯サイトのハードルは比較的容易に越えることができますし、そこでは、Rails の生産性の恩恵を享受した、スピーディな開発も可能です。携帯サイトだからサクっと Rails!
[出版社ページより引用]
Java が蓄えた膨大なライブラリ群を、Web アプリケーション開発の世界を一変させた Ruby on Rails から活用する技術「JRuby on Rails」について、JRuby (Java 仮想マシン上で Ruby スクリプトを実行するインタプリタ) の開発者の1人である Ola Bini 氏が解説する待望の翻訳書です。 セットアップからデータベースや Java EE の利用まで、JRuby on Rails で業務アプリケーションを開発するために必要な知識とノウハウが手に入ります。翻訳は、日本国内における Ruby on Rails 開発のトップを走るメンバーが担当し、サンプルコードも現場で広く使用されている Ruby on Rails v.2.3.5 にアプデート。Google App Engine 上にアプリケーションを配備する方法も紹介します。 本格的に開発を行うエンジニアはもちろん、これから始める方にもお勧めの1冊です。
[出版社ページより引用]
本書は、Ruby1.9の定番解説書 “ Programming Ruby 1.9: The Pragmatic Programmers’ Guide”を、作者自身の監訳で翻訳発行するもの。( 日本語版は、言語編とライブラリ編の二分冊 )