0024-RubyNews

編集:しまだ

Ruby 関連ニュース

「Ruby リファレンスマニュアル刷新計画」 2008-09 分のスナップショットリリース(9 月 30 日)

Ruby の完全な日本語リファレンスを作ることを目標に活動している Ruby リファレンスマニュアル刷新計画プロジェクトにより、 新リファレンスマニュアルの 2008-09 分のスナップショットリリースが公開されています。

多くのライブラリのリファレンスが更新され、リファレンスがより見やすくなりました。

新リファレンスマニュアルは以下の URL から取得することができます。 プログラムで処理し易いようにフォーマットを規定するなどの特徴を持っている新リファレンスを是非お試し下さい。

Lightweight Language Future (通称:LL Future) (8 月 30 日)

軽量プログラミング言語のカンファレンスが今年は Lightweight Language Future として開催され、今年もまつもとゆきひろさんをはじめとするたくさんの Ruby 関係者が参加しました。

参考リンク: 公式サイト

JRuby 1.1.4 リリース (8 月 29 日)

Java で実装された Ruby の処理系である、JRuby 1.1.4 のリリースが [ruby-talk:313054] にてアナウンスされました。

本リリースでは、主として互換性の問題とパフォーマンス強化の対応が行われたとのことです。

Ruby 1.9.0-4 リリース (8 月 26 日)

Ruby 1.9.0-4 のリリースが [ruby-list:45395] にてアナウンスされました。

ソースコードは以下の URL から取得することができます。3 種類のフォーマットから選んでください。

REXML に DoS 脆弱性(8 月 23 日)

ruby-list:45377にて Ruby の標準ライブラリに含まれている REXML に DoS 脆弱性が含まれていたことが報告されています。

大部分の Rails アプリケーションはこの攻撃に対して脆弱ですので、 Rails でサービスを提供しているような方は、 ただちに 上記の報告にしたがって 脆弱性を防ぐ対策を行いましょう。

Rack 0.4 リリース (8 月 21 日)

Web サーバインタフェースである Rack のバージョン 0.4 のリリースが [ruby-talk:312148]にて アナウンスされました。

Rack は、Ruby による Web アプリケーションを開発するための最小で柔軟なインタフェースを提供するものです。

HTTP リクエストとレスポンスを可能な限りシンプルにラップすることによって、 Web サーバ、Web アプリケーションフレームワーク、その中間に位置するようなプログラムのための API を 単純なメソッド呼び出しに統一してくれるとのことです。

興味のある方は、是非試してみてください。

Ruby コア開発陣がプラットフォームメンテナを募集(8 月 20 日)

Ruby コア開発陣がいくつかのプラットフォームにおける Ruby 1.9 のメンテナを募集しています。

募集されているのは、以下のプラットフォームです。

  • cygwin
  • Interix
  • Itanium platforms (Windows, GNU/Linux, …)
  • PPC platforms
  • x64 GNU/Linux
  • *BSD
  • BeOS (Haiku)
  • OpenVMS
  • WinCE
  • OS/2
  • bcc32
  • Classic MacOS

我こそはと思われる方は、ruby-dev@ruby-lang.org にメールを送って是非立候補してみてください。

参考リンク:プラットフォームメンテナ募集のお知らせ

Ruby 1.8.7-p72 および Ruby 1.8.6-p287 リリース (8 月 11 日)

Ruby 1.8.7-p72 および Ruby 1.8.6-p287 のリリースが [ruby-list:45342] にてアナウンスされました。

ソースコードは以下の URL から取得することができます。3 種類のフォーマットから選んでください。

日本Ruby会議2008 ( 6 月 20 日 〜 22 日 )

6 月 20 日〜 22 日 につくば国際会議場にて、日本 Ruby 会議 2008 (RubyKaigi2008) が開催され、 盛況のうちに無事終了しました。 当日のレポートや参加者の方々の感想などは、公式タグ「rubykaigi2008」を使って ソーシャルブックマークなどから追えるようになっています。

また、講演の動画も公開となっております。参加された方も参加できなかった方も、どうぞお楽しみ下さい。